

|
お店の裏山に大きなドロノキがあります。かなり高い木で木の種類は数えるくらいしか見分ける事が出来ない私は、ドロノキなんて、もちろん何処に生えているのかも分かりませんでした。ただ、5月末から6月にかけて白い綿毛が舞うので、この近くのどこかに生えているのだろうとは思っていました。ある日外に出てみるとほんの少しですが、綿毛が舞っていました。しばらくじっと見回していると、パチンという小さな音が聞こえてきたので、音のする方をしばらく探しながら見ているとまたパチンという音が聞こえて、その音と同時にポトッと綿毛の塊のような物が落ちて来たので拾って見て見ると、写真の左、それはどうやらドロノキの実の綿毛の塊だったようです。翌日また見に行ってみると、夜中に雨が降ったのか、水を含んで重たくなってしまた綿毛の塊が、ボトボト落ちていました。拾って触ってみると、蜜があるのか少しベタベタしていて、独特の甘い香りがしていました。ドロノキは人気の美しい蝶オオイチモンジが卵を産み付けたり幼虫が育つ木です。もしかしたらこの甘い独特の香りが、この蝶引き付けているのかなと・・・。 |
私が小学生の頃通っていた、小学校の校庭・運動場は周りをぐるりとポプラの木に囲まれていました。小学生の頃は身体も小さいこともあって、ポプラの木が物凄く高く感じられました。実際今見ても本当に背の高い木です。最近、ポプラの木はあまり見かけなくなりました。詳しく聞いたわけではありませんが、ポプラの木は老木になってくると、木の中に空洞が出来て、それがだんだん大きくなって、木自体が弱くなり倒れやすくなって、特に学校の校庭などに植えて置くのは、危険なのだと聞かされ納得しました。それでドライブ中にポプラの木を見かけた時には懐かしくて、つい写真をとってしまいました。そういえばと、5月末〜6月にかけて、ドロノキと同じように白い綿毛がフワフワと校庭に舞っていたのを思い出しました。 |

 |


|
いつもは散歩道の林道で見かけるのですが、窓からポニー達の放牧場をながめていると、窓の手前のクルミの木にアカゲラが止まり、枝から枝に移り飛んでは、木の中にいる虫を捜していました。この辺にはキツツキ類が結構いて、特にこのアカゲラは一番見かける頻度が多いキツツキです。頭に赤い帽子を被っているようで、鳥自体の姿は可愛らしいのですが、以前、頭上で木を突っついているこの鳥を見つけた時に、木を突っついている音と同時に、小さな木くずが四方八方に勢いよく飛び散っているのを見て、小さな頭の先に付いている、そのもっと小さな嘴の硬さと鋭さには、本当に驚かされました。そんな嘴で、硬い木に穴をあけて虫を取り出し食べる。その力を生み出す仕組みはどうなっているか、多分いくら仕組みを説明をされても、私の感覚は納得は出来ないと思います。超自然の不思議な力です。 |
今年は降雪が少なくて、雪掻きの手間がなくて楽だなって、喜んでいたのですが、2月人ってすぐに大雪に見舞われ、やっぱり甘くはないことを思い知らされました。写真右は大雪で石北峠は通行止めになり、前の日から雪が降り続いていたので、ウチの看板犬モンちゃんを散歩に連れて行くことが出来ませんでした。翌日は周囲の雪掻きが、ひと段落付いたので、モンちゃんを散歩に連れ出しました。ところが分かってはいたのですが、いつも散歩する林道は私の首のところまで雪が積もっていて、入る事が出来ませんでした。仕方なく綺麗に除雪された39号線車道を最初は、路肩側を謙虚に散歩していたのですが、通行止めで全く車が通っていないので、段々道の中心寄って行ってしまって、とうとう真中を歩き出したので、いくら車が全く通っていないといっても、やっぱりこれはまずいと思い、中心に寄って行くモンちゃんを、路肩に引っ張りながら帰ってきました。通行止めで無ければあり得ないお散歩風景ですね。 |


|